法律と判例をまとめあげるのが試験対策

今や、様々な法律系の国家資格があります。司法試験を筆頭に、税理士、司法書士、社会保険労務士などで、その試験内容の難易度も年々上がっています。これらの資格は、その業務に関連する法律をしっかりと理解し暗記することが必要です。さて、試験勉強を進めていくと、必ず判例の内容を把握する必要に迫られます。法律が、様々な事態を想定して、ある程度の解釈余地を残した漠然としたものであるのに対して、判例は具体的な事案について判断が示されたものだからです。しかし、判例はその中で、いくつかの争点について記述がされているため、いったいどの争点についての記述なのかを的確に把握し、区別することが必要です。実際、各種資格試験において問われる判例部分は、ただ単に結論だけを知っていても解けないことが多く、筋道立てた考え方をまとめておく必要があります。例えば、社会保険労務士試験に出題される労働基準法では判例を絡めた問題が常に出題されますが、この法のどの条文に関連する判例かをしっかりと区別しなければ、正解はおぼつかないのです。いずれの試験でも、このあたりを頭のなかで整理するには一定の時間がかかると思います。